panco’s blog

興味が沸いたことを書く

2024 年 3 月 自作 PC 奮闘記 vol.1 ~予算決めからパーツ調達まで~

初心者による初めての自作 PC

格安で購入したノート PC を 5 年ほど使っており、そろそろ買い替えてもいいかなと思った。既製品を買っても良かったが、普段 PC を使っているくせに内部構造を何も知らないので、勉強がてら作ることにした。
どの程度初心者かというと、CPU とかメモリとかグラボは聞いたことあるけど、それらを知らない人に自分の言葉で解説できない。世の中の PC がどのようなパーツで成り立っているのかも知らない。そんなレベルだ。

現時点ではパーツを調達しただけで、これから組み立てるためうまくできるかわからないが、パーツ調達~実際に使えるようになるまでの作業などを順を追って記録していく予定。(失敗談&トラブルシューティングまみれになりそうだが・・・)

予算決め

まず、自作 PC にいくら金額を投じられるかを考えた。モニター、PC ケース、OS 込みで 20 万円とした。ゲーミング PC を作りたいわけではなかったため、予算感としては妥当なのではと思う。(いろいろな人のサイトを見た感じ)
パーツ調達の章で後述するが、20 万円という予算にしてはかなり良いものを入手できたと思う。

自作 PC の用途を整理

次にやったこととして、PC の用途を整理した。スペックがどうとかよく言われるが、パーツ調達時に店員さんにうまく相談できる気がしなかったため、どういう用途で使うのかを伝えられるようにした。
自分の場合は以下の通り。

  • メインはコーディング用、あとはゲームをちょっとやりたい
  • やりたいゲームは Valheim

正直このぐらいしか思いつかなかったため、あとは店員さんに何か聞かれたら答えようの精神でお店に行った。

パーツの調達

調達方法

前述の通り何も知らない人間がいきなり自作 PC を作り出すため、サポートがないと厳しい。そのため、自作経験ありの友人とツクモに行き PC パーツ一式相談フロアで店員さんに要件を伝えつつほぼ選んでもらった。店員さんがわかりやすく教えてくれてかなりありがたかった。モニター選びから始まり、最後は PC ケースにつけるファンを選び、見積もり、配送手続き、会計をした。計 1 時間ほどだった。

調達したもの

予算内で自分の用途としてはかなり高スペックなパーツを調達することができた。ツクモでそろえたものと価格は以下の通り。

カテゴリ メーカー・品名 価格
モニター BenQ GW2790-JP 19,800
OS Windows 11 Home 16,346
SSD SK hynix Platinum P41 SSD (1TB) 11,255
CPU intel Core i5-14500 31,819
CPU クーラー DEEPCOOL AK400 ZERO DARK 4,073
マザーボード ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4 19,981
メモリ KLEVV DDR4 3200 STANDARD MEMORY (8GB × 2) 4,200
グラフィックボード NVIDIA GEFORCE RTX 4060 38,910
デスクトップ用電源 XPG PYLON 650 BRONZE 6,346
PC ケース NZXT H5 ELITE BLACK 15,437
ケース FAN ARCTIC P12 PWM PST 982
消費税・配送料など 21,336
合計(税込) 190,485

主なパーツの購入理由

店員さん・友人のアドバイスをもとに初心者なりに考えつつ選んだ。いくつかのパーツについて、購入した理由を記載する。

モニター

  • このモニターだけで作業する想定で、デスクサイズ・好み・予算で 27 インチにした

PC ケース

  • 全体的に黒を基調とした PC にしたかった
  • メッシュタイプを選ばなかったのは、埃が溜まることを懸念した
  • NZXT のケースは配線しやすいと口コミがあった

マザーボード・CPU

  • セット売りでお得になっていた
  • Wi-Fi, Bluetooth 搭載だった

メモリ

  • 16GB か 32GB か迷ったが、現状 8GB で特に困っていないため予算も考慮し 16GB とした
  • 仮に今後使って困ったら増設すればよいとも思った

グラフィックボード

  • 求めるスペックとしては GEFORCE RTX 3060 でよいと思っていたが、4000 円ほどしか値段が変わらなかったため 4060 にした
  • 4060 のメモリサイズは 8GB だが 3060 のほうが 12 GB と大きいため、4060 より速度は遅いが容量の大きいデータを扱うことができるとのこと。そのため CG 制作なんかをする人には、3060 が好まれる場合があるらしい

デスクトップ用電源

  • 650W にしたのは店員さんの勧め
  • GOLD ではなく BRONZE にしたのは、予算上の問題が大きい。GOLD と異なり使用しない配線を抜くことができない特徴があるが、大きめの PC ケースを選んだこともあり BRONZE でよいかと考えた

ケース FAN

  • 購入した PC ケースにはファンが 2 個ついているが、背面にはついておらず必要だった

今後に向けて

一通りパーツを調達したため、組立てに着手する。いろいろな解説動画を見つつ、本当に慎重に作ることを心掛ける。