前回の記事はこちら。
PC パーツを調達した翌日、さっそく組み立てをした。2 日間かかったが運よくトラブルなしで作動した。しかし、組み立て中に小さなミスを何度か犯したため、それらを記録しておく。ちなみにこの記事は自作 PC で執筆している。
出来上がった PC
ケース・パーツともに黒いためガラス面でも中がよく見えない。
小さなミスや躓いた点など
パーツごとにミスや迷った点、感じたことを整理する。パーツの順序=取り付けた順序になるよう記載している。
全般的に言えること
- 不明点は説明書を熟読すること
→ 至極当然の話(自分のように普段説明書を読まずに捨てる人間には大変だが・・・)。YouTube の自作 PC 作ってみた、のような解説動画はかなり参考になる。しかし、全く同じ構成でもない限りは、自分が買ったパーツの説明書をきちんと読み理解しながら進めることが、パーツ破損・動作不良など大きなトラブルを招かないコツだと感じた。 - 各パーツは設置する際に開封する(初めから一気に開封しない)
→ 初めて自作する人にとっては意外と重要な点だと思った。組み立てて動作確認し、OS インストールまで含めると少なくとも 6 時間程度はかかると思う。すると、途中から自分が何をどこまでやったのか分からなくなる瞬間がある。そのため、設置が終わったパーツ、これから設置するパーツを箱ごとに分けて進める方法がおすすめ。
CPU(intel Core i5-1450)
- 特になし
メモリ(KLEVV DDR4 3200 STANDARD MEMORY (8GB × 2))
SSD(SK hynix Platinum P41 SSD (1TB))
- マザーボードに付属しているクッションパッドの必要性がわからなかった
→ マザーボード側に 1 つクッションパッドがついており SSD を設置したときに、SSD とヒートシンクの高さが合っていたため付属のクッションパッドは使わなかった。
CPU クーラー(DEEPCOOL AK400 ZERO DARK)
- 箱から本体を出すときにグリスの保護カバーが抜けてしまい、それに気づかずグリス面を床に置いて作業しており床にグリスがべったりとついたこと
- 設置する際、左右のねじ穴に合わせて留める必要があるが、はめるのがやや難しく適度に力を入れないとねじが締まらなかった。力を入れすぎるとマザーボードを壊すのではという緊張感。結果的に友人に CPU クーラーを抑えてもらい、自分が左右のねじを少しずつ締めることで解決した。
- マザーボードに CPU FAN のヘッダーが 2 つ(CPU_FAN と AIO_PUMP)あり、どちらに配線するのか迷った。説明書を見ると CPU_FAN のデフォルト設定は Q-Fan コントロール、AIO_PUMP はフルスピードとなっており前者を選択した。
ケース(NZXT H5 ELITE BLACK)
- パネルを外す際、思ったよりも力を入れる必要があった。壊しそうで怖かった。
マザーボード(ASUS TUF GAMING B760-PLUS WIFI D4)
- ケースに設置する際、ケースにスタンドオフを取り付ける必要があるか否かで迷った。マザーボードのねじ穴の位置とケースのねじ穴と照らし合わせて確認し、不要であればスタンドオフをつける必要はない。今回は不要だった。(マザーボード側にはねじ穴があるが、ケース側の対応する位置にない場合、スタンドオフを取り付けてケース側にもねじ穴を作って設置する必要がある。)
電源(XPG PYLON 650 BRONZE)
- 配線で後述
配線
各作業の中で一番難易度が高かった。マザーボード側のピンを壊さないかつ間違った箇所にケーブルを接続しないよう慎重な作業が必要であり、集中力を保つことが大変。とにかくマザーボードの説明書と PC ケースの説明書を何度も照らし合わせて確認する。
→ PC ケースのケーブルから配線し、そのあとに電源のケーブルを配線するのがよいと思った。PC ケースのケーブルはすべてどこかしらに配線するが、電源のケーブルの中には不要なものもあるため。
→ PC ケースの SATA ケーブルの接続先が、マザーボードではなく電源ケーブルの SATA だったことが初心者にはトリッキーだった。最終的な配線はこんな感じ。
ケース FAN(ARCTIC P12 PWM PST)
- 設置する向きを間違えそうになった。
→ ケース内の空気を外に排出したいのか、外の空気をケース内に取り込みたいのかを確認した後に説明書の通り正しい向きで設置すること。